
「家事能力人並み以下」なズボライターが、ネットの「ラクしてキレイ技」に挑戦します!
年末なので仕方ない、見ないふりをしていた床掃除をします。
わが家のキッチンからダイニングへの動線は、相~当~に黒ずんでます。
最後のワックスがけから丸2年。特に夏以降どんどん黒くなっていき、このありさま。
この床は汚いだけでなく、別記事にもたびたび写りこみ邪魔するんです。
例えばハンドキャッチャーの記事画像では、主役より汚床が目立って何度も撮りなおし。
どうやったら(なるべくラクに)黒ずみは取れるのか、いつものグーグル先生に相談すると
洗剤の液性により2通りの落とし方があるよ、とのこと。
その① アルカリ性洗剤を使う
・黒ずみは主に足裏の皮脂汚れ。
・床用洗剤やマジックリンなどのアルカリ性洗剤がよく落ちる。
・その際はワックスもはがれるので塗り直す。
その② 中性洗剤を使う
・食器用洗剤などの中性洗剤でも黒ずみは取れる。
・アルカリ洗剤ほどワックスに影響しないので塗り直さなくてよく、ふだんの掃除はこちら。
わたくしズボラ―はもちろん②!
ワックスを残して黒ずみだけ取れるなら最高でしょう!
step1
バケツ1杯の水に食器用洗剤小さじ1を入れ、ぞうきんを固く絞ります。
巨大注射器にもなるDCMブランド「油汚れすっきり台所用洗剤」を使用。
ぞうきんをひたし、ギューッとしぼる!
step2
右手に洗剤ぞうきん、左手に水拭き用ぞうきん、脇にから拭き用ぞうきんを準備し、
黒ずみ部分を交互にジグザグと拭いていきます。
水分はフローリングの大敵なので、残さないようシッカリ拭き取り。
拭きかけビフォー/アフターがこちら。
一発スルスル、とはいかないけど、ゴシゴシすればちゃんと落ちます!
でもでも、ツヤ的なものはぜんぜんないよ……?
ワックス残せてる感じがしませんけど!
そのあたりを再度先生に聞いてみましたら、
・フローリングのワックスがけ頻度は「半年に1度」が基本
であり
・丸2年放置の我が家の床で、ワックス残すとか寝言
であり
・ワックスをさぼったフローリングは短命
なんですって。
中性洗剤で拭くのは、あくまで
「ふだんからお手入れしてる人」の手法だそう(^^;)
リフォーム代は高いことだし、企画変更
なるべくラクに「フローリングの掃除&ワックスがけ」やります!
「立ったまま床掃除&ワックスがけができる」とネットで評判のよかったアイテムをゲットです。
噂のリンレイ「オール」シリーズ「床クリーナーシート」と「ワックスシート」。
こちらを手持ちのDCMブランド「クリップ付伸縮ワイパー」に取り付けて使ってみます。
step1
まずは念入りに床掃除。
いいかげんにやるとワックスで汚れを塗りこめることになるので頑張るしかありません。
でも私には「床クリーナーシート」がある!
掃除機をかけたあと、シートをワイパーにオン!!
液剤が染みこんだシートはかなりしっとり、ズッシリ。この状態で拭いてもすぐ乾くので、水ぶきやから拭きは不要とか。ホント?
シートには凸凹があって、ざらつく砂ぼこりもかきとってくれるとのことです。
こちらをフローリングモップに装着したら、片手ですべらせるようにフキフキ。
たしかにこりゃラク!かがまなくていい、何度も拭かなくていい、拭いたそばから乾いちゃう♪
なんですが。
うちの黒ずみは、すべらせたくらいで取れるタマじゃなかった。
2年分の堆積はビクともしませんでしたので、ここは腕力出動!
シートをモップから外し、黒ずみ部分をグイグイごしごし。
落ちます、洗剤ぞうきんよりはるかによく落ちます!
結局かがむことになったけど、ゆすがなくていいし、「洗剤除去のための水拭き」「から拭き」もいらないぶんラク。
黒い点のように固まった汚れは、シート液にひたした綿棒でつんつんし、
2~3分待ってからこすると取れました。
こうして半日かけて、黒ずみや汚れのひどい部分を手で拭き、
他はワイパーでスチャッと拭いて床掃除完了。
あぁ、いつもマメに床掃除してれば、全部スチャッと終わったのかしら?
ボヤキつつ次のワックスがけへ。
step2
床の上にワックスシートを広げ、モップに装着。
袋からこぼれ出るくらいワックスたっぷり。こぼれてもすぐ塗り広げればいいそうです。
step3
部屋の奥から出口に向かって塗り広げます。
板目にそって、こすらずなでるように。
かすれてきたらシートを取り換え、あっというまにワックスがけ終了。
乾燥時間は10分ほど。いやはや簡単。
そしてこの汚床が
すっきりツルピカになりました~!
なんかキレイ好きな人の家みたいでソワソワしますけど、
間違いなく気持ちのいい新年を迎えられそうです!
このワックスは4カ月もつそうなので、次回は春ごろ。
その際は手拭きしなくていい、まめなワイパーがけができてる人間になっていたいものです。
取材・文・撮影/和田玲子