2018.03.07

「年末」より「年度末」!大掃除するなら、今でしょ!!|ズバッと解決!<季節のお悩み相談室>

お悩み22

「インフルエンザで一家全滅してしまった去年の暮れは、それどころではなく、大掃除が全くできませんでした。そのせいでモヤモヤしたまま春が来てしまったのですが、これから大掃除らしきことをしても、意味があるのでしょうか?」

私が解決します!

藤原千秋
大手住宅メーカー勤務を経て、主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在は企画、広告、商品開発アドバイザーなど多様な業務に携わる。TV「マツコの知らない世界」に1000個の掃除グッズを試した主婦として出演も。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など。

■年度末こそ、大掃除の好機!

意味、大有りですよ! やりましょう大掃除。むしろ、「年末」などより、ここからの「年度末」「年度始め」時期の方が、大掃除にはうってつけだといえます。特に、お子さんのいるご家庭ではまさに「今でしょ!」というタイミングなんです。その理由を、以下ご説明しましょう。

■好機の理由その1.子どもの学年が切り替わる

子育て中の家庭には、子ども関係のモノが膨大な量、蓄積されがち。生活、学習に関わるモノ、モノ、モノ……。日々成長していく子どもたちのモノは、基本的にすべて「消耗品」です。去年までは必要でも今年はゴミ、なんて当たり前なのです。

こういった子ども周りのモノ。そうはいってもなかなか捨てづらいものだということは、心情的には理解できるのです。でも私たちの住まいのスペース、収納する空間にも限りがありますので、どこかで区切りをつけなければいけません。そういう区切りとして、思い出という感情を乗せさえしなければ明らかに不要になってしまったモノを処分できる好機が、この「年度」切り替え時期なのです。

学校からのお手紙、教科書、ノート、学習教材その他。意外なほどに次年度まで必要なモノというのは、あるようでありません(学校から指定されているモノは別です)。
でも、やっぱりどうしても処分しにくい場合には、「1年前」のモノまでは残しておき、「2年前」のモノは捨てる、というようなしくみにしても良いでしょう。

■好機の理由その2.真冬に比べ動きやすい気候

例えば東京の平均気温、12月のそれが最高気温12度であるのに比べ、4月は19度と、ぐっと温かくなっています。窓を開け放つような機会も多い掃除の場面では、この気温差は大きく影響します。要は「動きやすい」ということです。

先ほど挙げた年度替わりに出る不要物には、紙のモノの他、サイズアウトした制定品(体育着や上履きの類)、衣類、傷んだ運動靴、壊れた傘などがあります。こういった様々なモノのピックアップ作業は、案外身体を使います。寒さに縮こまってしまうような気候ではないに越したことはありません。場合によっては家具レベルの、大物の入れ替えもあるのではないでしょうか。

余談ですが学校制定品は、この年度始まり時期にまとめて割引販売されることも多いため、傷みやサイズアウトを見逃さずチェック。効率的に新陳代謝させたいところです。

■好機の理由その3.梅雨時期に向けての布石を打つ

春先に要らないモノを効果的に減らし、そこここを掃除しておくと、まもなく訪れる梅雨時の住まいの荒れを予防することができます。

住まいのホコリにはカビの胞子、ダニ、ダニのフンや死骸が多く含まれているものですが、これらを醸成しがちなのが、古い衣類、靴、寝具関係などの「布」、そして「紙」だからです。

つまり、汚れたもの、不要なモノの処理が的確に行われているか否かによって、屋内の汚染の多寡は左右されてしまうということ。ですから、湿気が高まり気温が高まる前に、「大掃除」がなされていることの意味合いの大きさは、年末のそれの比になりません。

どうせ労力をかけて大掃除するなら、より最小の手間で最大の効果を得たいと考えるのが人というもの……。そんな心ざまをズボラと呼びたいなら呼べば良いのです!

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