2018.06.27 「今月のBEST OF THE BEST」~食中毒の危険あり!実は危ないキッチンでのNG行動?
家事にまつわる習慣というのは、個人や家庭ごと、どこか独特なところがあるものですよね。自分の親が行っていたことだったり、人生のどこかで学習したことだったりと、その出所もさまざまです。
ただ、これといった実害がない限りは「さまざま」「独特」で何の問題もないのですが、こと家族の生活の衛生状態や健康に関わってきてしまう場合には、より正しい家事の方法の学習や、行動の修正も必要になってきます。
厚生労働省の注意喚起によれば、食中毒は飲食店のみならず家庭でも多く起こっているのですが、被害人数がごく少数であるために食中毒とはなかなか捉えられずに「寝冷え」や「風邪」に間違われるケースが多いとのこと。そのおかげで対処を誤り、重症化してしまうこともあるようです。
近年、冬場の「ノロウイルス」による食中毒案件が増加しているのでそちらに気を取られがちなのですが、「カンピロバクター」「サルモネラ属菌」「ブドウ球菌」「病原大腸菌」など主に細菌による食中毒は、例年梅雨から夏にかけて山を描くように増加し6〜8月にピークを迎えています。これらの細菌の多くはキッチンのどこかで増殖し、調理を行う人の手指などを経て感染されていきます。
なにぶん家事は毎日のことなので、あまりにも神経質になるのも問題なのですが、自分自身や家族の健康を担保する「食中毒」対策については、抵抗力のない赤ちゃんやお年寄りと暮らす際など特に注意したほうがいいのではないでしょうか。
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藤原さんのここがおすすめ!「まな板」というものの衛生にはものすごく気を張っています。食材によっては切った後も加熱処理をせず、まな板からお皿に直行するわけですから当然なのですが、とても手間がかかるなというのも本音です。そのため「まな板」の複数使いが私の中ではマスト。大型タイプはキッチンで場所こそ取りますが、複数の野菜を同時進行で切っていくようなとき、また大型の野菜(大根や白菜など)を切るときにストレスを感じないので、我が家のような大家族にはうってつけです。