2018.10.31

「今月のBEST OF THE BEST」〜本の整理、収納、処分の見極め方

ズバッと季節のお悩みに回答してくれる、藤原千秋さん連載の番外編。読書の秋たけなわの10月は、本好きを永遠に悩ませる本の整理、収納、処分に役立つグッズのBEST OF THE BESTをご紹介します。

「本」と快適に付き合い続けるために

多くの「本好き」にとって永遠の夢。それは、自宅に図書館……までは行かないまでも、本をしまってもしまってもゆとりのある書庫……があるような暮らし(なのでは?)。

でも、物理的に、それはおいそれと叶えられないこと……。いずれにせよ縦に並べようと、横に積み上げようと、住まいや暮らしの中で限界となる量があります。都市伝説のように言われがちですが、「本で床が抜ける」事案は住まいの構造や築年数、湿気やシロアリ被害の有無などによって、ままあり得ます。微震であっても地震が契機になることもあるので注意が必要です。

「本」「雑誌」の整理や保管に
使えるグッズいろいろ

せめて開架の書棚に並べられれば背表紙が見えて便利かも知れませんが、特に立てておきにくい雑誌等の陳列に悩む向きは少なくないようです。さらに湿気が気になる居住環境の場合には特に、カビの発生や、チャタテムシやダニ、シミなどの害虫の発生も懸念されますので、衛生面での気遣いも欠かせません。つまり検索性(整理のしやすさ)と、安全性(重みが住まいに与える影響と、衛生)双方のニーズに応えるグッズが必要になってくるということです。

【本の収納・整理対策のBEST OF THE BEST 1.】

DCMブランド メディアボックス/小 DCM-PPM01
コミック本26冊、DVD26枚を収納できる。 仕切り版1枚付き。サイズ:約幅17.5×奥行き45×高さ21cm 753円(税込)
藤原さんもおすすめ!マンガのコミック本、あるいはパッケージ入りのDVDで26冊(枚)が入るサイズのボックス。蓋つきで密閉まではいかないものの、余計な埃などには晒されず保管できます。大事な本やDVDなら、開架でしまい紫外線に晒すよりも、こういったケースに入れて護ったほうが傷みにくいのではないでしょうか。
ご購入はこちら

【本の収納・整理対策のBEST OF THE BEST 2.】

DCMブランド メディアボックス/大 DCM-PPM02
キャスター付きでベッド下等でも使いやすい。仕切り2枚付き。サイズ:約幅42.5×奥行き46.5×高さ17cm 1,382円(税込)
藤原さんもおすすめ!平べったくキャスターが付いているボックス。蓋もあります。ベッド下などのデッドスペースを活用したい向きに適しています。ただ、ベッド下というのは就寝中の身体から出る水分などでとりわけ湿気が多くなりがちなエリアです。ホコリもたまりやすく、ものがカビやすい環境である点は了承しておきましょう。
ご購入はこちら

【本の収納・整理対策のBEST OF THE BEST 3.】

DCMブランド ロックコンテナ/440M クリア
積み重ね可能。丈夫なので、使い方色々!クリアなケースなので、中身が良く見え、収納品が一目でわかる。フタがなくても積重ね可能。1,382円(税込) サイズ:約幅30×奥行44×高さ24.3cm(M) カラー:クリア
藤原さんもおすすめ!一冊一冊に重みのある雑誌類は、本棚などに立てて置くよりコンテナなどに収納しておいたほうが傷みにくいもの。ただし相当な重量になるのでコンテナそのもののサイズに注意しましょう。小さめのように感じても取り扱いの際、あまりの重さに驚くことになります。
ご購入はこちら

本の処分方法いろいろ

電子化

愛書家にはなかなか受け入れられにくいことではあるようなのですが、本を断裁しての電子化(デジタル化)は「本を処分できないけれど手元に置きたい」という相反した欲求を叶える上で選択肢に加えてもいい方法ではないかと思います。外注サービスも近年増えてきました。

実際、私も3年ほどかけてですが、主に資料に使っていた書籍を1500冊ほどデジタル化しました。分厚い本など複数仕事先に持ち込むのにタブレットひとつで済むため大変便利です。また、新しく購入する本についても、電子化されているならばそちらを購入するようにしています。

リサイクル

読み終わった本のリサイクルという営みはすっかり市民権を得た、当たり前のものになっています。ただ近年、特筆すべきなのは、ルートとして古書専門店を通すのではなく、スマホなどの「フリマアプリ」を使っての個人間での流通が増えている点です。出版されて日の浅い本、図書館などのリクエストが数年越しになると見込まれているような人気の本の売れ行きはとりわけ良いようです。出版後時間が経っているような本については、よほどのマニアがつくような稀少本以外は古書店でも値段がつかないことが多いので、図書館などのバザー用として寄付するのが社会性の高い処分方法といえるでしょう。

読み切って廃棄

特にリアルタイムであることに価値のある雑誌類(新聞含む)などは、読み切って捨ててしまう(古紙として回収)のが処分方法としてはもっとも早道ですし、それはきちんと存在意義を全うしていることにもなります。

衛生的に難となる「トイレの置き本」としたり、水分でよれてしまいがちな「お風呂場で半身浴の友」にして、心置きなく処分するというのも一手ですよ。

私が解決します!

藤原千秋
大手住宅メーカー勤務を経て、主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在は企画、広告、商品開発アドバイザーなど多様な業務に携わる。TV「マツコの知らない世界」に1000個の掃除グッズを試した主婦として出演も。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など。


RANKING ARTICLE