親しい間柄なら、お見舞いの定番的な品物にこだわらず、「何を喜んでくれるかな」、「今、何が必要だろうか」と相手の立場になって考えてみましょう。病院で着るものが自由ならパジャマやガウン、パーカーなどもよいでしょう。ただし、年配者の中には「長患い」を暗示すると嫌う人もいます。「明るめの色で似合いそうだったから」などとひと言添えるとよいでしょう。また、けがなどによる入院で本人が元気なら、相手の好きそうな雑誌、マンガなども喜ばれます。女性の友人なら基礎化粧品やリップクリームなども気がきいています。
「伝統の作法と最新マナー冠婚葬祭常識辞典」(主婦の友社刊)より