2018.04.25

これからの虫対策〜気温が高くなるにつれて活発化!住まいの害虫、どうする?〜|ズバッと解決!<季節のお悩み相談室>

お悩み28

「虫が苦手です。虫のことを考えるだけで気分が悪くなります。そんな私がこの春一戸建ての家に引っ越しました。生まれてからずっとマンション暮らしだったのですが、一戸建てにはマンションの比ではないくらい虫が出ると聞いて今から憂鬱になっています。絶対に虫の出ない家にするにはどうしたらいいのでしょうか。」

私が解決します!

藤原千秋
大手住宅メーカー勤務を経て、主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在は企画、広告、商品開発アドバイザーなど多様な業務に携わる。TV「マツコの知らない世界」に1000個の掃除グッズを試した主婦として出演も。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など。

■人の生活する家をねぐらにしたがる虫

虫……昆虫の起源は約4億8000万年前になると言われている一方、私たち人類の祖先である霊長類が誕生したのはたった約6500万年前。虫のほうが、生物として、はるかに“大先輩”なんですね。そんな虫たちに「ウチに出るな(来るな)」と言うのは、ちょっとおこがましいのかも……と思いながら、私も虫とは同居したくない派のひとりです。

さて、全てではありませんが昆虫のほとんどは変温動物で、成虫では−3℃から45℃までの環境以外では死滅してしまうといわれています。あの「ゴキブリ」ですら、35℃以上の環境下では活動できなくなるよう。そう考えると、私たちにとっての快適環境と多くの虫とのそれとは、かなり合致していそうです。

ただ全ての虫が人の住まい環境を好むわけではなく、人の暮らしのなかから継続的にエサを得られるタイプの虫の一部が、私たちの家に出る(棲む)代表的な虫になります。

例としては、先ほども挙げた「ゴキブリ」、それから「ダニ」、「カ」、「ハエ」、「ハチ」、「ノミ」、「シラミ」、「シロアリ」、「チョウバエ」などになります。

■入れない、追い出す、増やさない

こういった、私たちの暮らしの中に現れやすい、けれど同居したくない(すべきではない)害をなす虫たちのことを「生活害虫」と呼びます。

病気を媒介したり、吸血したり、住まいの衛生状態を悪化させかねないこれらの生活害虫に対して私たちがなすべき態度というのは、なるべく「家に入れない」「家から追い出す(退治含む)」「家の中で繁殖させない」、つまり「防除する」ということです。

しかし、残念ですがこれを「完全に、徹底する」、「絶対に虫の出ない家」にするというのは、現実的には不可能なのです。「ダニ」のように微細で目に見えにくい虫は、普通に清潔に生活している住まいでも天文学的数、生息しているものだからです。

■害虫に好まれない家にするにはどうすればいいのか

それでも虫に好かれない(寄りつかれにくい)住まいにする、いくつかのポイントというものはあります。まずひとつめは、普段から家の中を必要以上に「湿らせない」ということ。加湿のしすぎや、換気を怠らないようにすること。水回りや居室を問わず、湿度計を設置して、湿度コントロールを心がけること。多くの虫は湿った環境、水場を必要とするためです。

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もうひとつのポイントは、虫に継続的にエサを提供しないようにするということです。ありていにいえば、ゴミやホコリやカビをそのままにしない、「掃除を行き届かせる」ということですね。

加えて、なるべく人間に悪影響を及ぼさない範囲で、発生してしまった虫を捕獲したり、虫に毒餌を与えたり、虫自体に忌避させたりする「道具や薬剤を活用する」ということも必要になってきます。ゴキブリが出ないようにするには「忌避剤」や「毒餌剤」を家のあちこちに撒いておいたり、ダニを捕獲する「ダニ採りマット」をベッドや布団に仕込んだり、蚊の出る季節には「蚊取り線香」を焚いたりということですね。

「虫に遭遇したくない!」という思いが強いのならば、ぜひ、暖かくなるこれからは日常的にこの3つのポイントを押さえておいてくださいね。

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藤原さんもおすすめ!虫関係の対策グッズで面倒に感じやすいのが、その設置にまつわる作業。そもそも虫が相手というだけでも気が進まない状況であることが多く、積極的にあれこれ作業を行いたいわけではないので、設置やケアには手数がかからないに越したことはないのです。そういう意味で「ぶら下げる」だけで済み、しばらく(長いこと)放っておけるこのタイプの商品はニーズに合致します。網戸のないドアなど開閉や通過する頻度の高い箇所におすすめです。


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