2018.07.17 使い切る工夫で豊かな暮らし。未来に備える節約術

毎日忙しくても、家事から解放されることはありません。それならできるだけラクができて、美しい仕上がりが手に入るコツやワザを知りたい。そこでSNSで人気の主婦ブロガーの皆さんに、ご自分が実践している家事の裏技や時短テクをリレー連載で紹介していただきます。いますぐ実践できるアイデアがたくさん登場しますので、皆さんの暮らしに役立ててください。

先日、「習慣って急には変えられない」という年金暮らしの方の言葉にはっとしました。
収入が減り倹約したいのに、上手くやりくりできない。食材を買い過ぎては腐らせてしまうのだそうです。

若いうちに備えた節約術は、未来の自分の暮らしを豊かにするのだと、気づかされました。

ささやかでも、好きなものを買い、趣味を楽しむシニアライフを送りたい。
そのために今できることは、必要のない支出を減らすこと。やりくりする知恵をつけ、習慣にすることだと考えます。

ということで、未来に備える暮らしを始めることにしました。
今回は、私が実践中の工夫や節約術をいくつかご紹介します。

★冷凍保存で長持ちさせる！

ニラやネギなど、冷蔵庫の中で萎びてしまうことありませんか？消費まで時間を要すモノは、食べやすく切って冷凍保存をすると長く使えます。
茸類や人参なども常備しておくと、ちょこちょこ使えて便利です。給料前など家計がピンチの時も大助かり♪

★大根やニンジンの皮は捨てずに調理！

太陽の光を沢山あびた皮は栄養満点。皮ごと使ってもいいし、キンピラにすると美味しいです。


【キンピラの作り方】

・厚めに剥いた皮を棒状にカット。
・ごま油で炒め、酒、砂糖、みりん、醤油を各大さじ1加え煮からめる。
・大根の葉があれば加え、仕上げにゴマをかけたら完成。

コリコリとした食感と甘辛さが絶妙です！
家族も褒めてくれた一品料理。皮で作ったと伝えたら、驚いていました（笑）


★芯や軸も無駄なく使う！

シイタケの軸、キャベツの外葉、ブロッコリーの芯で美味しい野菜スープができます♪


【スープの作り方】

・細切りにして、鶏がらスープの素を入れた水で柔らかくなるまで煮る。
ベーコンや卵など加えると美味しさ倍増♪

キャベツの外葉は鮮やかな緑色でスープの引き立て役に。
具材をみじん切りにして、メンチカツ、餃子、春巻きのタネにしてもGOOD。

★冷凍味噌玉で、いつでも簡単1人分お味噌汁♪

冷凍保存した味噌玉は、風味も長持ち、忙しい朝や一人分だけ作る時に便利です。お椀に味噌玉とお湯をそそげば、即席のお味噌汁に♪

【味噌玉の作り方】

・味噌16ｇくらい（大さじ1弱）に、顆粒だしや好きな具を合わせ、ラップで包む。

無くなればすぐに買える時代。少しならいいかなぁと無駄にしているものも多いように思います。最後まで使い切れば、節約に。

★化粧品のチューブは半分に切って出しきる！

容器についたクリームをよせ集めると、500円玉くらいになり、数日間使えます♪

★歯磨き粉は万能クリームクレンザー♪

歯磨き粉も同じく出し切ります。洗面所やお風呂場などの掃除で大活躍。研磨作用で汚れも落ち、爽やかな香りが心地いいです。

★捨てる前にもうひと仕事！

ラップやスーパーの袋、お茶パック、柑橘系の皮などは、シンクやコンロ周りの掃除に使えます。
専用スポンジの出番を減らせば、日用品費の節約に♪

★調味料で便利な除菌スプレー

酢を3倍程度の水で薄めるだけで出来上がり。
衛生にしておきたい場所（キッチンやトイレ）の掃除や、カーテンなどの消臭に効果があります。これがあれば専用の除菌スプレーも不要に。

★白米はまとめて炊いて電気代を節約！

その都度炊いたり、炊飯器に入れっぱなしだと電気代もかさみますが、まとめて炊けば節約に。
白米はラップや容器で小分け保存します。ご飯が炊けたら、すぐに容器などに移して。
冷凍する場合は、ラップにふんわり包むのが美味しく保存するコツです。

★湯が出るまでの水は捨てない。

湯がでるまでの水は捨てずに貯めておき、洗濯などの掃除や、植物の水やりに使います。
湯を沸かす分、節水を心掛けて。
あれもこれも減らすのは難しいから、メリハリをつけて取り組みます。

以上が、私の“使い切る工夫・節約術”です。

節約だけが目的なら、しんどいけれど、なりたい暮らしを想像すれば、いつもの家事も楽しくできるように思います。

日々の工夫は、自分の未来を豊かにしてくれるもの。
みなさまも、ぜひ“未来に備える暮らし”を始めてみませんか？

使えないと思って捨ててた部分が実は使えるなんてビックリ(*_*)
日用品ももうちょっと見直してみよう♪
まだまだ使えるものがあるかも☻