2018.10.01

【第9回】バッグについた香水の匂い落とし

家事に「裏ワザ」があるならば、おすがりしたい! ラクしたい!
人並み以下の家事能力しかない“ズボライター”Wが、
掃除・洗濯・修繕などの裏ワザ的家事アイデアをネット検索。
実際に試して「ラクしてきれい」は叶うのか、検証します。

フリマアプリで買ったバッグから、猛烈な香水臭が!

掃除は月1、でもジムには週8で通うズボライターW。
フワフワになったタオルが収まる大型ジムバッグを探しておりまして、
完売の逸品をフリマアプリで発見、ウキウキでポチったわけです。

やったね!

しかし届いたソレは、なぜだか超絶濃厚香水臭を放っておりました。
頭痛はするわ、家族は大騒ぎするやらでもう大変。

包装紙もサンキューメモも、触った自分の手も全部クサイ!!
新品未使用品がどーやったらこんなになるの!

速攻ベランダに放り出し厳重に戸締り。

梱包材はビニール袋に密封。

すぐさまグーグル先生に「バッグについた香水臭の落とし方」を伺ってみるも、
「ムリ取れない」とつれないお答え。
世に「消臭剤」、いっぱいありますよね?!

理由は、
・「消臭剤」は一般的に「菌」にアプローチして臭いを消す仕組みなので、
油性の化学製品である香水には難しい。
・有機溶剤を使う「ドライクリーニング」なら効果が見込めるものの、
ポリウレタンを素材とするバッグにはNG。
・「丸洗い」は加水分解でバッグの劣化が早まるのでNG。
・「ドライヤーで熱風をあて臭いを飛ばす」方法も、ポリウレタン素材には難しい。

つまり「素材に影響を与えず」「一度でスッキリ取る」方法なんて「ない」。
そうなの?!

作戦1・客室清掃御用達「オゾン消臭」

とりあえずベランダで一晩、風にあててはみたものの、
「近寄るだけで頭痛がする」強烈臭に変化はみられず。
消臭活性炭を仕込んだファスナーポケット内も同じ。
手ごわすぎます。

でもインターネットは素晴らしい。
「香水臭に悩むホテル」が行っているテッパン対策見つけちゃいましたよ!

「ホテル業界では、客室に残る香水臭を『オゾン発生器』で消している」
「オゾンは強い酸化力をもち、臭いの元となる分子を酸化・破壊する」

ですって!
オゾン消臭やりたい!

「スーツケース大」という業務用は手が出ないので民生品でテスト。
オゾンより酸化力が強いという「OHラジカル」を生成・放出するイオン発生器を
からとってきた♪

大袋に両者をとじこめ、ターボ運転ブーン。

2時間運転させた結果は……残念ながら「効果があったかどうか判別できない」レベル。

業務用ではないからか、フィルターを掃除してないからなのか(←ソレ)
かえって袋とイオン発生器が香水臭くなるという逆襲にあいました。
恐るべし香水パワー。

作戦2・いきなり解決?!「無水エタノールゴシゴシ」

こうなったらもう「素材に影響を与えず」なんて言ってられません。
「香料はアルコールに溶ける性質がある」とのことで、
無水エタノール(消毒用エタノール)でゴシゴシしてやることに!

万一何かあっても目立たない内側でチャレンジ。
ツーンとする消毒臭がむしろ心地よし。

するとすると!
嘘みたいに香水の臭いがなくなった!!
バッグに顔をつっこんでクンクンしても、
「消毒液臭」と、バッグによくある「ビニールっぽいにおい」がするだけ。
激変にびーーーーっくり!

と感動したのもつかの間、2時間後には元の香水臭がプーン……。
「臭い戻り」というやつみたい?
アルコールで表面&水溶性の香りは飛んだけれど、
内側に残る香水がジワジワ染みだした、らしい。

でも大前進!
実際その後、外側を別の方法で対策しているうちに、内側はめでたく無臭化。
今回いろんな方法を試した中で、「消毒用エタノール」が香水対策に最も効果がありました。

作戦3・盛り盛り「重曹ドライパック」

このまま外側も「消毒用エタノール」でゴシゴシしたいところ、
柄がにじんだりシミになる可能性があるので断念。

そこで「合皮ソファー」の臭い取り対策としてみつけた、「重曹をまいて掃除機で吸う」方法を試すことに。

消臭効果のある重曹に、香水成分を吸着させて取る作戦!DCMブランド「ナチュラル重曹パウダー」を使用。

最初、パラパラ程度では効果がなかったので、重曹を柄が見えなくなるくらい分厚く盛り、ビニール袋で密封し一晩放置。

翌朝、重曹をはたき落とすと……
無臭ではないけれど“クンクンすればちょっと臭う”くらいに香水臭が激減!
重曹さんすごい!!

色柄・手触りともに変化なし。そのまま明るい日陰で外干し。

夕方には「臭い戻り」がみられたものの、あきらかに香水臭は減りました!

作戦4・「マイクロファイバークロス」ゴシゴシ

室内に持ち込んでも苦情が出ない程度になったので、次は屋内作業!

「油は油汚れに特化したウエスで拭きとるとよい」という記事を参考に、
DCMブランド「油汚れに強いぞうきん」と、DCMブランド「リップ付伸縮ワイパー
についてた「ふわふわぞうきん」でから拭きしてみます。

どっちにも臭い移りがしてる! とくにワイパー付属の「ふわふわぞうきん」が強め!

こちら「超極細繊維が“乾拭きで”皮脂汚れを取る」と書いてある製品。
香水の油分もキャッチしてくれてるみたいです。
やるね!

ちなみに普通の布ぞうきん、手持ちのマイクロファイバークロス(へたれぎみ)で
拭いても、臭いは移ってくれませんでした。

ということでこのピンクのクロスでバッグ全体をフキフキ。
そしてもう一晩、重曹ドライパックでダメ押しして作戦終了としました。

重曹1kg使い切りました。

4日間に渡る戦いの結果、
・内側はほぼ無臭、モノを入れるのにまったく抵抗なし
・外側はロッカーで苦情を言われない程度の超微香性。
に再生することができました!

本当にダメージがなかったのか、もっと別な方法があったのかわかりません。
今も湿気が多い夕方などに、うっすら「匂い戻り」がします。
でもあの! 吐くほど強烈な香水臭を追い出し、
普通に使えるようになったのは、ありがたい限りです。
エタノールと重曹とぞうきんバンザイ!

さっそくバッグを持ってジムに行きましたら

重曹がメッチャつきました。

最後、適当にパンパンしてオシマイにしたせい。
ズボラな自分が憎い。
「ふわふわぞうきん」なりでちゃんと拭いたほうがいいみたいです。

自然にやさしいマルチクリーナー

DCMブランド ナチュラル重曹パウダー
内モンゴルで採掘された天然鉱物からつくられた天然素材の重曹。キッチンまわりの掃除、食器汚れなどマルチに活躍。1kg 321円(税込)
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シートとぞうきん両方使える

DCMブランド クリップ付伸縮ワイパー ふわふわぞうきん付
シートとぞうきん両方使えるフローリングワイパー。付属の「ふわふわぞうきん」は乾いたまま床の皮脂汚れをすっきり落とす超極細繊維。1,382円(税込)
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洗剤いらずで油落とし

DCMブランド 油汚れに強いぞうきん H-LMS6
モコモコした毛足の長いレーヨン素材が、油汚れを水拭きだけで落とします。吸水性が高いので、家じゅうのふきそうじに活躍。321円(税込)
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取材・文・撮影/和田玲子


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